嚥下しやすい食べ物について

こんにちは!

暑い日が続いていますが、体調お変わりありませんか?

私はつい先日、胃痛、吐き気、めまい、動機、手の指の痺れ、だるさ、37度の微熱という謎の症状に襲われて、二日間くらい苦しみました。。。

エアコンケチってたので、おそらく熱中症だったんじゃないかと。エアコンはケチったらダメですね。

水分摂って、塩分摂って、夏を乗り切りましょう!

嚥下障害がある方は、特に水分摂取、大変かと思いますが、とろみやゼリーをうまく活用して乗り越えましょうね!

最近、ゼリー飲料増えてるので良いですよね。

OSー1もゼリー出てますよね。嚥下障害の方も安全に飲めるような形態なのか気になるので、飲んだら結果アップしますね。

実は他にもいろんなゼリー飲料買ってみたので、そちらもあわせてご報告しますね。お楽しみに!

経口補水液 OS-1 オーエスワンゼリー(200g×6袋)

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感想(2件)

嚥下障害に対する対応

嚥下障害がある方が食事を安全に食べるために、歯科医やSTは必ず、①食事をとるときの姿勢の調整、②食事内容の調整、③食事環境の調整を行うと思います。

その他にも、食事の際の周囲の環境調整や口の中の状態の確認・ケアや全身状態の確認等も必須ではありますが、今回は②について特に詳しく説明します。

食事を食べるときの姿勢の調整

・食事中(最低でも30分程度)、しっかり座っていられるか。

・食事摂取に介助が必要か。

・食べ物をのどへ送り込むのは自力で可能か。  など、食事の際に注意する点は沢山あります。

いろいろな点を考慮した上で、現段階で最適と考えられる食事の姿勢を決定します。

全身的な体力、運動機能、高次脳機能障害や認知症の有無、嚥下障害の程度、問題のある部位…、人によってそれぞれ嚥下障害の内容が異なります。
その人が一番安全に、無理なく安定して食べられることが第一です。

食事は1日に3回、365日必要なものです。
その人自身の能力も重要ですが、介助するご家族側が、毎食その姿勢をとらせることが可能かどうか、ということも重要視すべきポイントだと思います。

食事内容の調整

突然ですが、

ここで問題です。水とゼリー、嚥下しやすいのはどちらでしょうか?

正解は…、

ゼリーでした!  どうですか? 当たりましたか?

嚥下しやすさの鍵となるのは、“まとまりの作りやすさ”と“のどを通過する速度”です。

食べ物を誤嚥するということは、食べ物のまとまり(食塊)が、気管の方へ入りかける、もしくは入ってしまうことだと、前回説明させていただきました。

「誤嚥」について

今回は「誤嚥」についてまとめてみました!誤嚥とは何か、誤嚥することで起こること、誤嚥を疑う症状について、わかりやすく説明します。

水は、口に入れた段階からバラバラになりやすく、口いっぱいに広がります。
そして、舌や口の用意を待たずに、サーッとすぐにのどへ流れ込んでしまいます。

一方
ゼリーは、口に入れる段階から、スプーンの上で1つのまとまりとして存在しており、
勝手にのどの奥へと突き進むことはありません(寝ている状態は例外です)。

わかりやすく図にしてみます!

いや、突然ヘタでビックリですよね。すみません。笑

いかがでしょうか?

“水”は、嚥下が難しいということがなんとなくでも伝わりましたでしょうか?

私たちはいつも、このサラサラな水を口や舌の動きによって巧みに飲み込んでいるのです。

嚥下障害のある方には、基本的にまずはゼリーやミキサー食から訓練を開始します。

また、サラサラの普通の水を飲めるようになるまでは、とろみをつけて飲んでいただくことが多いです。
とろみをつけることで、飲み込みやすい“まとまり”を作りやすくするのです。
とろみの濃度も、嚥下の速度にあわせて、濃くしたり薄くしたり調整します。

そんなわけで、嚥下能力に適した食事の形を調整します。

水分にとろみをつけたり、食べ物の形や種類を変えたり…です!

食事内容について Q&Aコーナー

Q:水分が嚥下するのに難しいとしたら、麺類や味噌汁、果物はどうなのかな?

A:水分で誤嚥しやすい方は、汁がジュワッと出てくるものは、避けたほうが安全でしょう。
麺類や味噌汁であれば、おつゆにとろみをつける。
具は別にして、必要であれば刻みやミキサー状にするなどの工夫も。

果物は、果汁がジュワッと出て危ないものは避けたほうが安全でしょう。
バナナは果汁が出ることはないので、潰してヨーグルトに混ぜるなどすると
のどごしも良く、食べやすくなるのではないでしょうか?

Q:食事内容が制限されてしまう分、おやつとかは自由に食べても大丈夫?

A:おやつも注意が必要です!
クッキーやおせんべい、バウムクーヘン、ナッツなどは、パサパサしていて、
口の中でバラバラになりやすいので避けたほうが安全でしょう。
アイスクリームは溶けてしまうとサラサラになってしまうので
注意が必要です。氷系のものは避けたほうが安全です。

覚えられません!

そうですよね。すみません…。

では、安全に食べやすいものは何か、ポイントをお伝えします!

⑴ 密度が均一でまとまりが良いもの
  例:ヨーグルト(具なしのもの)
⑵ ベタベタしない、「つるり」としたもの
  例:絹ごし豆腐、卵豆腐、茶碗蒸し(具なし)、水ようかん

これらは、飲み込みやすい食品の代表例です。
つまりこれと反対なもの(まとまりが悪く、のどごしも悪いようなもの)
は、飲み込みにくいものという考え方ができます。

そして、とろみがあればいいというわけではなく、
ドロっドロなものは逆に飲み込みにくいです。
あくまで“その人の嚥下機能に適したとろみ”なので、ご注意ください!

魚や刻んだ食材など、パサパサしやすく、口の中で広がりやすいものでも、とろみあんかけをすることで、食べ物がコーティングされるので食べやすくなることもあります。

病院や施設にいる間はどうにかなるけど、
自宅でそんな形の食事、用意できません!
栄養バランスも考えなくちゃだし…

ですよね、すごく大変だと思います。
そんな時は、介護食や嚥下食用の食品の利用はいかがですか?
最近は、水分にとろみをつけるためのとろみ剤や、
飲み込みやすい食品などが沢山出ています。

インターネットや薬局、ドラッグストアなどでも購入できます。

嚥下食品について

今すぐオススメできるものを少しですがご紹介します!

〈とろみ剤〉

クリニコ つるりんこクイックリー

溶けやすさがメーカーにより異なります。勤務していた病院では、こちらを使用していました。

温かいものにも冷たいものにも、比較的すぐにとろみをつけることができます。

小分けタイプは、外出時にとろみ剤を持ち運ぶ際に便利です。

ヘルシーフード トロミパワースマイル

こちらの商品も使っていたことがあります。

こちらも特に問題なくとろみのお茶が作れました。ご紹介まで。

(ネットだと取り扱っている店舗が少ないようで、こちらでも送料がかなりかかってしまうみたいです…。)

☆使用するときのポイント☆
とろみ剤がしっかりと溶け切って、水分全体のとろみが均一になるまで混ぜ続けること!
これが非常に大事です!
しっかりと混ぜないと、底の方にダマができたり、飲んでいくにつれてドロドロになったりします。

決まったコップ、計量スプーンで作ると、スムーズに毎回同じ濃度に作れます。
あと混ぜる際は、小さな泡立て器を使うと均一に混ざりやすいですよ!

※とろみ剤を使用すると、普通の状態で飲んだ時よりも味が薄い、味がしないと感じる方が多いです。私も何種類か、とろみ剤を使用して試飲してきましたが、正直、おいしくなくなるなぁと感じました。ヒトの味覚って不思議です…。

〈ゼリー/栄養補助食品〉 

ネスレヘルスサイエンス アイソカルゼリー ハイカロリー

ゼリー的なものですね。これも実際、臨床現場で使っていました。

いろいろな味の種類があり、その時の気分や、その人の嗜好に合わせて味を選べる、という点がオススメです。公式サイトによると、凍らせて溶けないアイス風デザートにしても問題ないとのことです。

高カロリー(これ1個で150kcal)なので、食事があまり沢山食べられない、疲れやすい方にもオススメです。

ただ、ゼリーの色が透明感のない色なので、スーパーに売っているゼリーとは少し違うという認識を持って選択していただく必要があるかも知れません。

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感想(4件)

☆ポイント☆
あまり甘いものが好きじゃない方には、豆腐味やコーヒー味がオススメです。

1個150kcalなので、ご飯やお粥1杯分程度のカロリーを摂取できます。

例えば、1日3食、毎回このゼリーを食べると450kcal摂取できます。
健康な方であれば、これだけじゃ全然足りない、と感じてしまうかも知れませんが、
例えば1日をほぼベッドで過ごす方の場合(活動量や体重にもよりますが)、
1日に必要な総カロリーの半分近くを摂取できることになります。

ニュートリー プロッカZn

こちらも、高カロリーでいろいろな味が楽しめるゼリーです。たんぱく質、カルシウムに加えて亜鉛も摂取できるようです。

こちらは、1個で80kcalが摂取できます。

中身は、私たちがイメージしているゼリー(透明感があってぷるんとしている)という感じです。

コーヒー味もあって、中身もイメージ通りの見た目なので、甘い味が苦手な方や、嚥下食に抵抗感がある方は、こちらの方がオススメかも知れません。

☆ポイント☆
イメージ通りのゼリーで食べやすいです!
こちらの商品は凍らせないようにと、公式HPに書いてありますので購入時はご注意下さい。

ニュートリー公式通販で、1個から(税込140円)注文できるようなので、お試ししてみたい方にはオススメです!
※ちなみに2,500円以上で送料無料です。

大塚製薬 エンゲリード

ゼリーと言えば、リハビリで嚥下訓練によく使うゼリーはこちらです。

嚥下機能の評価や訓練でよく使われます。

●エンゲリード グレープゼリー 29g×9個【大塚製薬】

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食事環境の調整

食事は、できるだけ静かで、食事に集中できる環境でとることが望ましいです。

ですが、あまり整え過ぎてしまうと緊張してしまい、食事が進みにくいこともあるため、リラックスして食事をとれる環境をつくることが大切です。

病院であれば、他の患者さんと同じ場所で食べることにより、食事への意識が向きやすくなり、食べられる量が増えたり、座っていられる時間が長くなったりすることがあります。

テレビは消す、もしくは見えない場所で食事をとることは大切です。

余談ですが…

嚥下食について調べていて、たまたま見つけたこちら!

嚥下障害のある方でも食べられるようにと開発された、「ZuT(ずっと)」という名前のアイス。 

お値段はちょっと張りますが、安全に美味しく食べられるなら、アリなのかな…

私も食べてみたいので購入を検討したい…ですが…

(でも本当にいいお値段…1個1,000円弱…震)。

もし、食べたことがある方がいましたら、

ぜひ感想お聞かせください!

嚥下障害の程度、問題となる点は人によりさまざまです。
ある人に適した食べ物も、違う人にはリスクの高い食べ物である、ということも多くあります。
家族が、自分が、どんな形のものなら安全に食べられるのか、しっかりと知った上で、食べ物を選択していくことが望ましいです。

食事は365日、基本的に1日3回必要とされる大切な行為です。
できる限り安全に、楽しく、美味しく食べられるに越したことはありません。
自分が、誰かが疲れきってしまうような食事は心から楽しめませんよね。

今は近所の薬局などでも嚥下食が購入できる時代です。種類も増えて、味も良くなってきています。
せっかく口から食べられるのであれば、
どうか、無理し過ぎず、構え過ぎず、少しでも食事を楽しんでいただけたらと願っています。

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